「素人系」と聞いて多少の不安もあった。
でも、それ以上に好奇心が勝ったのが正直なところ。
その夜、指定した都内のホテルの部屋で待っていると、時間ぴったりにチャイムが鳴る。

ドアを開けると、そこにいたのはスレンダーな体型に明るい茶髪のショートボブ、素朴な雰囲気を纏った佐々木まいさん(仮名)。
年齢は20代前半。制服のようなシンプルな服装も相まって、本当に“普通の女の子”がそこに立っていた。

「はじめまして、まいです」
と、少し緊張気味の声。でも、目を合わせるとすぐにふわっと笑ってくれた。

■ 01|たどたどしさすら愛しい「新人感」

シャワーを終えて戻ると、少し照れながら準備している姿が印象的だった。
施術はうつ伏せからスタート。

「力加減、強くないですか?」と何度も確認してくれるのは誠実さの表れ。
まだ慣れていないのか、手つきは少しぎこちない。けれどその“素人感”がたまらなく良かった。

背中や腰を撫でるようなタッチは決してプロフェッショナルとは言えないが、真剣さが伝わってくる。
その頑張る姿勢が嬉しくて、つい微笑んでしまう。

■ 02|ぎこちないけど、一生懸命が心を打つ

オイルを使っての施術が始まると、彼女の表情にも少し余裕が出てきた。
ときおり「こういうの気持ちいいですか?」と確認しながら手を動かす。

ふくらはぎから太ももへ。
時折彼女の体が軽く触れる密着があるたび、ドキッとする。

カエル足になると、慣れないながらも彼女なりの距離感で鼠径部にもトライ。
不器用ながらも“伝えようとする気持ち”が伝わってきて、それが妙に心に響いた。

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