ぎこちなさが、かえって心地いい──アロマエステティックサロン・岸本さやかさん（仮名）の“はじめて”に付き合った夜

慣れた手つきより、不慣れでも真剣なまなざしに癒される夜がある。
この日、そんな時間を過ごさせてくれたのがアロマエステティックサロンの新人セラピスト・岸本さやかさん（仮名）。
プロフィールには「未経験からの挑戦」とあったが、どこかそのひたむきさに惹かれ、出張施術をお願いしてみることにした。

■ 01｜初対面〜印象

ドアを開けると、そこに立っていたのは明らかに緊張している女性。
白のブラウスに淡いグリーンのパンツ、きちんと整えられた髪からは清楚さが感じられる。
「こんばんは、岸本と申します…！」と少し声が上ずりながらも深々とお辞儀。
見た目は20代前半、どこか学生のような初々しさがあり、こちらの緊張も一瞬でほぐれてしまった。

■ 02｜会話・接客・空気感

言葉数は少ないが、一つひとつの動作に丁寧さがある。
「お部屋…すごく綺麗ですね」と控えめなトーンで話しかけてきたのが印象的だった。
タオルを敷く手元にも緊張が感じられ、何度も確認しながら準備を進める様子に、こちらまで思わず応援したくなる気持ちが湧いてくる。
彼女の“慣れてない感”が、部屋の空気をふんわりと優しく包んでいくのが不思議だった。