最近、仕事に追われて心が乾いていた──そんな時にふと思い出したのが、前回お願いした「AND MORE SPA」。
今回指名したのは、新人ではないがまだ口コミが少なめのセラピスト、杉本かおりさん(仮名)。
プロフィールには「落ち着いた雰囲気と丁寧な施術」とだけ。
でも、その曖昧さにかえって惹かれてしまった。
都内のビジネスホテルで待つこと約5分──その“曖昧”は、想像を超える実力派だった。
■ 01|笑顔と距離感が完璧な、大人の訪問
ノックの音に応えてドアを開けると、そこにいたのは控えめな笑顔のかおりさん。
派手さはない。けれど、清楚な白ブラウスと柔らかい目元が印象的。
話し方も落ち着いていて、流れの説明も簡潔でスムーズ。
こちらのペースを尊重しながら、適度な距離感を保ってくれる。
まさに“大人のセラピスト”。
シャワーを終えて部屋に戻ると、空気がほんのり温かくなっていた。
■ 02|手の温度と心の距離が、ゆっくり近づく
うつ伏せになると、腰に乗せられたタオル越しの手がふわりと沈む。
そのまましばらく無言で、背中をゆっくり包むように圧を加えていく。
全身をスキャンするような優しいストローク。
それはあたかも、こちらのコンディションを感じ取ろうとする儀式のよう。
肩甲骨まわり、背骨沿い、腰。
すべての部位に均等に触れながらも、微妙な力加減で圧が調整されている。
カエル足になると、彼女の膝がふとももにフィット。
優しく内ももを指が滑り、鼠径部のぎりぎりを何度も通過する。
色っぽさというより、“母性にも近い安心感”。
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